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つくばエクスプレスに乗る2010.10.23 Saturday
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2005年8月24日の開業から今年で5年目を迎えたつくばエクスプレス線だが、開業から5年も経っているというのに実は私もまだ乗った事がなかった。
本日はAV女優の明日花キララさんと吉沢明歩さんのイベントに行くために大学の友人と秋葉原を訪れていたのだが、キララさんの方のイベントが終わってからアッキーのイベントが始まるまでの約2時間をとりあえず鉄道小旅行で使う事とした。
秋葉原といえば、東京の電気街の一つ。山手線や京浜東北線、日比谷線、そしてこのつくばエクスプレス線もこの秋葉原駅に発着する。しかし、このつくばエクスプレスは他の3路線とはちょっと違う。それは
始発、終着をこの秋葉原に置いている
という点だ。この路線が開業する以前は東京都心から筑波へのアクセスが高速バスしか存在していなかった。しかし、大学の研究施設などが筑波市周辺に点在することから、学生などが東京都心から通勤・通学がより便利に行なえるようになるように、東京都心から筑波へ新たなレールが敷かれることとなったのだ。
今回、開業5年目を迎えたこのつくばエクスプレスに我々は乗車した。
一応、秋葉原駅は地下にあるんでね。
まだまだ新しさを感じる駅の風景。
つくばエクスプレス線には快速、区間快速、各停の3種類の列車種別が存在している。
まずは快速。こちらは秋葉原〜つくば間全線通しでの運転が基本であり、停車駅は秋葉原〜北千住間各駅と南流山、流山おおたかの森、守谷のみ。南流山駅は武蔵野線と、流山おおたかの森駅は東武野田線との乗換駅であることから、主に他路線との接続が多い駅にしか停車せず、全区間の所要時間は最短45分。これより、高速バスからの利便性向上が読み取れるであろう。
続いて区間快速。一般の私鉄であれば「準急」という立ち位置にあるのがこの種別。停車駅は秋葉原〜北千住間各駅と八潮、三郷中央、南流山、流山おおたかの森、柏の葉キャンパス、守谷〜つくば間各駅。
そして各停は言うまでもなく各駅停車だが、秋葉原〜つくば間通しで運行されるものもあれば、八潮・守谷止も多く設定されているのだ。
今回、我々は秋葉原〜南千住間を守谷行きの各停で移動。
全線ホームドアが設置されているので、写真撮影は困難を極める。また全列車でワンマン運転を行っているので、乗務するのは運転士のみ。車掌は乗務しないのだ。
実はつくばエクスプレス、車両はどれも同じに見えがちであるが実は2つの形式に分かれている。またこの2つの間にも大きな違いがあるのだ。
茨城県内での地磁気の観測施設がある影響で、常磐線の一部区間が交流区間になっているは既にご存じであろう。実は常磐線だけでなく、同じ茨城県内に入るこのつくばエクスプレスにも直流区間と交流区間が存在する。
直流区間と交流区間の境界をデッドセクションと呼ぶが、このデッドセクションを通過する際に一般的に車内の照明が消えたり、モーター音が途切れたりする現象が起こる。これは旧型車両特有の現象で、新型車両であればデッドセクション通過時にも平常区間を走行するのと割と変化はない。
ただ、TXにも常磐線のように、直流・交流双方の区間を走る事ができる車両と直流区間しか走ることができない車両の2種類が存在する。
写真の車両はTX1000系で、こちらは直流区間の走行のみ対応していることから主に秋葉原〜守谷間の各停運用に入る事が多いのだ。
他にも写真はないが同じ車体のTX2000系は直流・交流両方の区間の走行に対応しているので、秋葉原〜つくば間をマルチに走る事が可能である。
ただTX1000系はTX2000系よりも運用区間が限られているので在籍本数は少なめである。
我々はこの電車で南千住まで行き、そこから日比谷線で秋葉原へ戻った。
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